隠岐から:風待ち海道倶楽部の情報お届けブログ


島根県隠岐の島町を中心としたまちづくり活動の情報をお届けします
by kazemachikaidou
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The Living Museumu MAP volume Dougo OKIまるごとミュージアムマップの英語版を公開しました

風待ち海道倶楽部では、OKIまるごとミュージアムをよりよく知ってもらい、初めて隠岐を訪れる人も、何度も来ていただいている人でも楽しんでもらえるように、島後の周遊マップを作成し、これまでは日本語版、英語版の印刷したものを配ってきました。

ちなみに、このマップは日本語版に限っては風待ち海道倶楽部のホームページで公開してきました。

今回、英語版も公開して、隠岐に関心のある外国人旅行者、いまは関心ないかもしれないけど、こんな素敵なところですよ~、と知ってもらいたいと考えて、公開することにしました。

必要に応じて、PDFでダウンロードして印刷してもらうことも可能です。

ぜひご活用下さい。

記載されている内容は日本語版と同じで、風景から食、自然環境、神社等歴史、そして、いま力を入れているジオ(地層・地質)の情報もあります。

きっと見ているだけでも、隠岐の周遊プランが目に浮かぶんじゃないでしょうか?
ぜひ見ていただきたいと思います。

これを英語で書けると良いのですが・・・。

■OKIまるごとミュージアム周遊マップ
 日本語版 http://kazematikaidou.gozaru.jp/map/map.html
 English ver http://kazematikaidou.gozaru.jp/map/map_ver.english.html
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by kazemachikaidou | 2009-02-07 15:19 | ■ジオパーク

地域資源活用シンポジウム 2日目(現地ツアー:西回りコース)

隠岐の島町で11月22日・23日に開催された「地域資源活用シンポジウム」の二日目。

この日は9時から14時半までの時間で、主に地層・地質をテーマにしたエコツアーを体験です。
もちろん、地層・地質だけでなく、そのポイントとポイントをつなぐ間にも、面白い資源があるのが隠岐の特徴ですので、植物や神社・お寺、歴史などについても、ガイドが分かりやすく伝えてくれます。

まさにシーニック・バイウェイであり、「日本風景街道」の根幹を成す資源です。

■出発まで
この日は午前9時に、ふれあいセンター前を出発しましたが、やはり地層・地質に関心の高い方、エコツアーに関心のある方が揃っているので、出発前からワクワクされてます。
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地質図?を見ながら、今日のコースを確認する参加者の方です。

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また、出発前には当倶楽部の事務局から今日の趣旨や注意事項などを伝えます。
参加者をみると、まさに老若男女問わず、いろんな方に参加していただけたことが分かりますね!

そして出発へ……
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■大満寺山のふもとで見つけたもの

最初のポイントは、西回り・東回りとも共通のポイントです。
島根大学の高須先生が解説をしてくれました。
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そして、歩くあるく!!
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この辺りでは、岩石にガーネットが微量ながら含まれていて、割ってみると赤い斑点が見えました。
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ちょっと分かりづらいかもしれませんが、赤い斑点が見えませんか?
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■西回り~
東回りコースの皆さん
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西回りコースの皆さん
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西回りコースの解説のメイン担当の村上久さん。
地質に関する説明が分かりやすかったです。
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これはきれいな層ができていますよね。
細かい説明は忘れてしまいましたが…、この層はいわば岩石の年輪に該当するようです。

歌木地区にて。
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この地層では、魚の骨の化石?だそうですが、見つかりました!!
ルーペでも見せてもらいましたが、ちょっとよくわかんなかったです。
でも、先生方は「これはどう見ても魚の骨だね~」と仰っていました。
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その後は、津戸方面に移動し、良質な珪藻土などを見ました。
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かなりアップで撮ってますが、この珪藻土はかなり質が良いそうです。
ちなみに、珪藻土は七輪などに使われています。


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参加者のお一人がかなり大きな珪藻土の塊を持っていますが、ぜんぜん重そうじゃないですよね。
これ、実際に持ってみましたが、ほんとうに軽いんです!
触った感覚も「ふわふわ」としていて、柔らかい石、とでも言えば良いのか・・・。

さらに、地層・地質だけではないのが隠岐のガイドの優れたポイント。
植物の話も織り交ぜます。
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ちょっと場所を移して、あいらんどぱーくの近くに行くと、今度は海藻で唯一の国の天然記念物であるクロキヅタを見ることができます。
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また、この近くではハイネズという植物も生育しており、珍しいそうです。
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そして、昼食はレストラン海幸でバイキング。
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この日は天候もよく、現地ツアーとしては最高の日でした!!

つづきはまた別のエントリで・・・。
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by kazemachikaidou | 2008-12-01 21:09 | ■ジオパーク

地域資源活用シンポジウム 1日目(パネルディスカッション部分)

隠岐の島町ふれあいセンター2階を会場として開催した『地域資源活用シンポジウム』。

初日の22日、第2部パネルディスカッションの様子をご報告します。

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(写真:左から斎藤さん、八幡さん、村上さん、赤坂先生、宮島さん、沢田先生、小室先生、高須先生、山根さん)

■テーマ1 地域資源を活かした隠岐の観光振興について

パネリストの方からは、隠岐は小さな島に多様な資源があることがすごい!というコメントをいただいたり、たとえるなら、ハワイのダイヤモンドヘッドのようなものが空港近くに存在しているんだ、というような紹介がありました。

空港近くには40万年前の火山を示す「タフリング」というものを観察できるそうです。
それに、隠岐の資源というのは、日本本島に珍しく、どちらかというと大陸側でよく観察できるものだそうで、ある先生は冗談めかして「隠岐は日本ではないのではないか」と仰っていました。

島の成り立ちを示した図を見ると、大陸側の資源がたくさん残っていても不思議ではありませんね。

また、隠岐では火山の内部構造を観察することができるそうで、翌日の現地ツアーでは島根大学の学生も参加していましたが、とても喜んでいる様子でしたよ。
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○人類はどこまで深く掘れたのか?
記録によると12kmだそうです。
そのため、マントルというのは人類が掘って採集しているのではないそうです!
噴火の時に一緒に出される、いわば「神様からの贈り物」だそうですよ☆(ある先生曰く)
そして、そんな神様からの贈り物が隠岐にはあるようですが、これは世界的にもそんなに多いものではないそうで、やはり隠岐は貴重な資源を有しているということでした。

国内では秋田の男鹿半島が有名だそうですが、こちらは有名すぎて?ゼノリスやノジュールといったものが採集され尽したらしく、今行ってもたぶん、見ることはできないだろう、ということです。

○30億年前の鉱物
国内にはほとんどない30億年前の鉱物が隠岐にはあるんです。
日本最古の鉱物が隠岐の変成岩に含まれる、つまり隠岐片麻岩です。これが地質関係者によると「ウリ」になるようです。

ピンと来ない方、「YN変換」を思い出してください!!

30億年 → 30億NEN → 30億YEN → 30億円

どうでしょうか?
どれだけすごいものが隠岐にあるのか、感覚的に分かりますよね!!
しかも、こうした地質が隠岐ではストーリー性をもって語ることができる稀有な地域だそうです。

○隠岐の地質図
村上さんが島根大学と共同で隠岐(島後)の地質図を作られているそうです。これが完成すれば、島後に関するスタンダードな地層・地質の知識・アイテムが揃うんだ!ということでした。
ちなみに、島前については既に完成しているようですよ。

■テーマ2 隠岐諸島の世界ジオパーク登録の可能性について
○受け入れ体制の問題
地層・地質に関する情報や知識を子どもたちへ伝えようと思うと、言葉だけではものすごく難しいということを八幡さんが仰っていました。
経験上、図に描いて示すのが一番、わかり易いということでした。

そうなると、例えばエコツアーの備品として、携帯用のホワイトボードとか持ってると良いかもしれないですね~。

パネリストの方からは、子供向けの地層・地質をわかりやすく説明した「絵本」を作った事例なんかも紹介されました。

それに、横文字はできるだけ使わない、といったコツも紹介されました。
さすがだなーと思ったところは、八幡さんも斉藤さんも村上さんもそうでしたが、とにかく新しい知識をドンドン吸収していきたいんだ!と仰っていました。
知識欲もそうなんでしょうが、より実際的には詳しいお客さんへの対応という現実的な課題に常に直面されているからこそ、でしょうね。

○糸魚川での受け入れ体制
宮島さんからは糸魚川での状況をお話していただきましたが、従来、塩の道ということで歴史ガイドは以前から活動をされていたようです。
しかし、ジオパーク登録に向けて必要な植物や鉱物をガイドできる人材がこれまではいなかったようです。
ただし、最近は徐々にジオパークへの理解も進み、植物や鉱物についても解説できるガイドが揃いつつあるそうです。

隠岐でも「風待ち海道エコツーリズム大学」を展開している以上、負けられないところですね。

○隠岐での課題
八幡さん、斉藤さんからは隠岐でガイドをしている中で感じる課題について、話がおよびました。

1.ガイド専業にできない
まず、隠岐の現状ではガイド一本で生活できるほどの収入レベルには達していないことがあげられます。
よって、今ガイドとしてご活躍いただいている方の多くは兼業です。
お二人からは何らかの組織ができて、そこでガイド業務ができれば…という話がありました。

2.ガイドの人間性
また、ガイドというのは知識だけがあれば良いというものではない、という指摘。
知識は当然必要ですが、ガイドする相手、つまりお客様はいつも違う人たちで、しかもグループの中でも知識レベルが異なっています。
そうした違いに気づき、どういう話だとわかりやすく、楽しんで聞いてもらえるかということに腐心できるような人じゃないと難しい、ということでした。

3.ガイド育成
最後に、エコツーリズム大学などへの参加はたしかに手ごたえを感じている。しかし、あくまでも勉強の場に出てきている人が大多数で、できればそこから現場(ガイド)に向いていってほしい、という強い思いを持っていらっしゃいました。

実際、仮に隠岐が世界ジオパークに登録されたとしたら、おそらくは旅行者が急増すると思われます。
しかし、その時にガイドできる人材が不足していたとしたら……、断らざるを得ません。
そうしたことは現役のガイドとして活躍されているお二人からすると、恥ずかしい、情けない、そんな複雑な心境なのかなと思います。

このブログをもしも隠岐の方が見ていらっしゃいましたら、ぜひガイドにチャレンジしてください!!

○宮島さんからのヒント
最後に宮島さんからのヒントがありました。
まず、世界ジオパークになるためには、日本という国の特性、つまり島国ならではのジオパークのテーマを出すこと。
そして、ジオパークの範囲を適切なものにしておくことが重要である、ということでした。

例えば、近くに貴重かつ有名な資源があるのに範囲に含まれていない場合、なぜ入っていないのか、という突っ込みがあるそうです。

大変貴重なヒントでした。

■全国地質調査業協会連合会からの表彰
このパネルディスカッション終了後に、思わぬサプライズ!!
全国地質調査業協会連合会(全地連)から風待ち海道倶楽部が表彰を受けました!!!
全地連からの表彰(奨励賞)ですので、主に地層・地質に関連することでありますが、その評価点としては主に次のような点でした。
地質のみならず、植物や動物、歴史文化などを同時に
地域資源として捉え、地域学講座を開いていること、
そして、それが地域の人材育成につながっていることが
高く評価された。


中国地質調査業協会理事長で、全地連常任理事の藤井社長から当倶楽部会長の吉岡さんに表彰状などが手渡されました。
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この表彰も、隠岐が世界ジオパーク登録に向けて進む、いい刺激になったと思います。
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by kazemachikaidou | 2008-11-27 15:20 | ■ジオパーク

地域資源活用シンポジウム 1日目(リレートーク部分)

隠岐の島町ふれあいセンター2階を会場として開催した『地域資源活用シンポジウム』。

その様子を簡単ですが、ご紹介します。

初日の22日は、13時からスタートしました。
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この日の司会進行役は、旧都万村出身のTSKアナウンサー 山根収氏にお願いしました。
http://www.tsk-tv.com/index_main.html
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開催地を代表して、副町長の挨拶。
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その後、当倶楽部会長の吉岡が開会挨拶をしました。
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吉岡会長とは、シンポが始まる前に少しお話をしましたが、隠岐そして風待ち海道倶楽部の取り組みが、世界ジオパークを目指すところまで来たことを大変喜ばれていました。

■リレートーク
『隠岐の自然環境の魅力について』 隠岐自然倶楽部 八幡浩二氏
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八幡さんには、隠岐の自然環境の魅力についてお話をいただきました。
まず、ガイドをしている時によくある質問として、「隠岐は火山島ですか?」という質問が多いそうで、隠岐からの情報発信の不足を強く感じているということでした。

また、縄文海進の頃のように、今の水位から10Mくらい上昇させてみると、ちょうど水際にあたる部分に遺跡が並ぶ、というお話がありました。
要するに、自然は自然、歴史は歴史、自然科学は自然科学、人文科学は人文科学、と分けることができるようなものではないし、面白く、分かりやすく伝えるためには学際的に勉強する必要がある、ということでした。
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他にも、コウノトリ(幸)が五箇地域を主にフィールドとしていたことにも理由があり、コウノトリは北向きの平野を好むため、ということでした。

さらに、これまでのガイドの経験を通じて、八幡さんは本当に多くのお客さんと接してこられていますが、そうしたお客さんの多くは国内は元より海外も多く訪問されている方が多いそうです。
しかし、そうしたお客さんたちから聞くことができる言葉がすごいのです。

曰く、「知床、屋久島を見てきたけど、隠岐はそれらよりも本当にすごい!!」と。

こうしたお客さんの評価がうれしくもあり、きちんと伝えなければ、というプレッシャーにもなりそうですね。

面白かったのは、八幡さんとお客さんとの掛け合いを再現されたところ。
何か、珍しいもの(北方系の植物だったかな?)が隠岐に生えていて、それを見たお客さんが八幡さんに対して、「八幡さん、これ(植物)、こんなところに自生するわけないから、植えたんだろ」と言われたそうですが、八幡さんは「植えるわけねぇって!!」と。

それくらい、信じられないような植生、自然環境が隠岐の島にはあるようですよ。

『知られざる隠岐の歴史について』 島後とぎの会 斉藤一志氏
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島後とぎの会の斉藤さんには隠岐の歴史について、古墳や神様を中心にお話をいただきました。
まず、隠岐には神社、古墳が極めて多い、ということを紹介。
神社は約100社、古墳にいたっては約320基が発見されています。
このように、神社や古墳が多いということは、過去においても隠岐はきわめて重要な地域であったことが分かります。

また、斉藤さんからはイザナキ・イザナミ以降は実在の人物だと考えた方が良い、何らかの功績をあげた人を「神」として後世に伝えた、ということです。

また、隠岐の「岐」は昔は人偏の「伎」で示されており、この字は「技術を持った人」ではないか、つまり、大陸から技術を持った人が渡って来たことを示しているのではないか、ということでした。

さらに話は隠岐のお祭に及び、陰陽和合としての武良祭風流の紹介、布施の大山神社の祭などが紹介されました。
大山神社の祭りは明らかに巨木信仰に基づくもので、旧文部省時代に布施の山祭は日本最古の山祭である、というお墨付きをいただいています。

最後に、こうした斉藤さんのガイドが好評を博して、来年度からは通年でガイドの依頼が来ているそうで、ガイドの育成が急務である、という問題提起をされました。

実際問題として、このまま世界ジオパークに仮に隠岐が登録されたとしたら、おそらくは急増するであろう観光客に対して、しっかりと隠岐のことを伝えることがえきるガイドはまだ十分にそろってはいません。
当倶楽部でも平成16年から毎年「エコツーリズム大学」を開校し、ガイド養成に取り組んできておりますが、まだ十分な人数が確保できていないのです。

『隠岐の地質資源について』 コスモ建設コンサルタント 村上久氏
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村上さんからは、隠岐の地層・地質についての紹介と、島根県の地質100選について紹介がありました。

隠岐を代表する岩石である黒耀石と、松脂岩とは組成は同じだけど、マグマに含まれる水分量の違いで黒耀石になるか、松脂岩になるかが変わるんだ、という話がありました。
黒耀石は水分量が少なく、松脂岩は水分量が多いそうです。
村上さんには翌23日の現地ツアーでも地質ガイドを務めていただき、とても分かりやすいお話をいただきました。

また、隠岐を代表する景勝地であるローソク島は、そう長くはもたない?という指摘もありました!!
しかし、このローソク島ができた背景についても、流理構造の紹介などがあり、分かりやすいお話でした。
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■世界ジオパークの取り組みについて
糸魚川市におけるジオパークの取り組み フォッサマグナミュージアム 宮島氏
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今年度、世界ジオパーク登録申請に向けて活動を進めている糸魚川市から、中心的に活動されている宮島さんにお越しいただき、世界ジオパークとは何か、糸魚川市のジオパークとはどんなものか、世界ジオパークになるとどんなことが期待されるのか、といったことについてご紹介いただきました。

糸魚川市は海抜0Mから2766Mまでの地形を有しているところで、地質(フォッサマグナ)を活かしたまちづくりがスタートしたのは1987年だそうです。

世界ジオパークの三大要素は、「保護」「教育」「旅行」ということで、世界遺産と大きく異なる点として、地域振興という目的の有無があるということでした。

また、興味深かったのは、自然の資源だけでなく、防災施設等もジオパークの構成要素に含むことができるという点ですね。
さらに、当然ながら、地層・地質の上に人間の生活が成り立つということから、人の営み、文化なども構成要素に含まれます。

こうしたことを含む世界ジオパーク登録を通じて、宮島さんは地域の人に地域の良さを認識あるいは再認識してもらいたい、と考えていらっしゃいます。

これは、最近急激に注目を集めるいわゆる限界集落、集落機能の維持という視点からも重要なことだと思われます。

もう一つ、面白かった、というより分かりやすいなーと思った表現がありました。
その名も「YN変換」。
宮島さんが勝手に作り出した変換理論?だそうですが、地層・地質の年代の珍しさ、貴重さを一般の人でも感覚的に把握できる優れものです!!

1.この地質は○○億年前(○千年前)の地層です

2.○○億NEN前(○千NEN前)
      ↓(ここでNからYへ変換)
3.○○億YEN前(○千YEN前)

4.この地質は○○億円(○千円前)

5.○○千円ならそう珍しくはないけど、○○億円はそうそうない!!


うまく再現できているか、自信がありませんが、とても分かりやすいんですよ。
個人的には、このYN変換でずいぶんと感覚的につかめました。

島根県におけるジオパークの取り組み 赤坂教授
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赤坂先生からは、島根大学の取り組みや島根県におけるジオパークについてご紹介いただきました。


次のエントリに続きます。


今回の事業は、総務省の「平成20年度 地方の元気再生事業」の一環として開催しました。
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by kazemachikaidou | 2008-11-25 09:54 | ■ジオパーク

地域資源活用シンポジウムを開催しました

11月22日・23日の二日間にわたり、地域資源活用シンポジウムを開催しました。

■プログラム
 11月22日(土)
 ・副町長挨拶
 ・開会の挨拶
 ・リレートーク
  ○隠岐の自然環境の魅力について(隠岐自然倶楽部 八幡浩二氏)
  ○知られざる隠岐の歴史について(島後とぎの会 斉藤一志氏)
  ○隠岐の地質資源について(コスモ建設コンサルタント 村上久氏)

 ・世界ジオパークの取り組みについて
  ○糸魚川市におけるジオパークの取り組み(フォッサマグナミュージアム 宮島氏)
  ○島根県におけるジオパークの取り組み(島根大学総合理工学部 赤坂氏)

 ・パネルディスカッション
  ○テーマ1 地域資源を活かした隠岐の観光振興について
  ○テーマ2 隠岐諸島の世界ジオパーク登録の可能性について
   コーディネイター 山根収氏
   パネリスト  宮島氏、村上氏、八幡氏、斉藤氏、赤坂氏・沢田氏・小室氏・高須氏(島根大学)
 ・閉会の挨拶
 ・懇親会

 11月23日(日)
 ・隠岐の地層・地質講座(現地ツアー)
  ○西回りコース
  ○東回りコース


22日のシンポジウムへの参加は100名を超え、翌23日の現地ツアーにも40名以上の方にご参加いただくことができ、盛況のうちに終えることができました。

まずは、本シンポジウム開催にあたってご協力いただきました皆様、ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

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以後のエントリで詳しくお知らせします♪
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by kazemachikaidou | 2008-11-25 08:52 | ■ジオパーク